Parallel World (MINI_32)

¥22,000 (税込み)

パラレルワールド(MINI_32)
10x10x1cm (額装サイズ 21.5×21.5x3cm)
2019年
ミクストメディア―刺繍糸(シルク)、アクリルミラー板、アクリル棒、両面テープ

※価格は額込みの価格です

在庫1個

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説明

鏡を使用しているため、作品を置く空間や見る角度によって表情が変化する不思議な作品
作品にマッチするシルバーのフレーム使用
この作品は上下左右好きな向きで飾っていただく事が可能です。額の裏側を開けて好きな向きに変えて下さい。

マテリアル
刺繍糸、アクリルミラー板、アクリル棒、両面テープ

技法
切ったアクリル棒に刺繍糸を巻きつけたものをアクリルミラー板に貼り合わせたもの

コンセプト
環境を作りだすのは、われわれ自身である。われわれの生きる環境は、自分の価値にぴったり見合ったものなのだ

リチャード・バック「ONE」より

この世界は本当に我々自身が望んだものなのか?
それともどこかに私たちの理想の世界が存在するのか?
そこで私たちは何をして暮らし、どんな景色を見ているのだろうか?

普段の暮らしにちょっと退屈してしまった時、何か辛いことがあった時、パラレルワールドについて思いを馳せ、そこで自分は何をしているのだろうか?と考えると、少しだけワクワクして自分の世界が広がっていくような気がしてきます。
このパラレルワールドシリーズではそういう他の世界を想像してちょっとワクワクしたり、救われたりするような感じを表現したいのです。

作品の中の色の組み合わせは、わたしたちをとりまく世界そのものを表しています。この世界には様々な人間、様々な物で溢れています。小さな部分にフォーカスしてみると、人と人は時にお互いにうまく行かなかったり、物と物も組み合わせがちぐはぐであったりします。
この作品は近くで見ると合わない色が隣同士に配置されていたりするのですが、遠くから全体を見てみると意外とどんな色の組み合わせでも美しく見え、沢山の色が交じり合う所には色彩理論など入り込む余地がないように思われます。
私達を取り巻く世界も一見カオスなように見えて実は調和が保たれており、一歩離れて世界を遠くから見ることにより新たな美しさ・調和を発見できます。

シムラは2018年より、一般的に難しくてよく分からないと言われる現代美術において、コンセプトを分かりやすく視覚化する試みとして、作品のコンセプトを表現したインスタレーションを作品と共に展示するという試みを開始。パラレルワールドシリーズでは床から天井までピンと張った無数の糸と常に動き続けるモビールを使用することにより、パラレルワールドの可変性を表現している。既に中国蘇州、横浜、台湾台中でこの方法を用いて展示をしており、作品を理解しやすくなったと好評を得ています。
↓以下がインスタレーションの展示風景です。

追加情報

サイズ 25 × 25 × 6 cm